遮熱材

作業環境改善・冷暖房電力削減の切り札
超高性能の遮熱材で夏は涼しく、
冬は暖かく、
大幅省エネを実現します

遮熱材は元々宇宙産業で開発されました。温度差の厳しい宇宙では、現在使用されている断熱材ではとても対応する事が出来ません。
そこで考えられたのが金属です。
特にアルミニウムは反射率も高く高性能な反射素材といえます。

弊社が提案させていただきますトップヒートバリアー(THB)は高純度のアルミニウム素材を使用し特殊なコーティング(Xコート)を施した、超薄型(厚さ0.1㎜~0.2㎜)の遮熱材シートです。
トップヒートバリアー(THB)は、反射率が98%のシートとなっております。
よって98%の輻射熱を跳ね返し残り2%が透過または吸収する、優れた商品です。

体温36.5度より低い気温25度なのに何故暑い?

太陽からの輻射熱(電磁波)は物に当たると熱に変化、その物体の温度を上昇させる性質を持っています。
体温が36.5℃より10℃以上も低い気温25℃でも、日向に出ると汗が吹き出すような暑さを感じるのは、輻射熱が体に当たり体自体が熱を持ってしまうからです。
樹木や建物の陰に入ると、輻射熱の一部がカットされていますので少し涼しく感じます。
この様に、日陰も日向も気温はほぼ同じですが、暑かったり涼しかったりするのは、気温ともう一つ人間が受けている輻射熱の量に影響されることがわかります。
トップヒートバリアー遮熱材を建物の屋根や天井に使用すると、この輻射熱の98%を反射して阻止しますので、室内は自然環境に近い超日陰をつくる事ができます

体温36.5度より低い気温25度なのに何故暑い?

遮熱か断熱か?

全米の多くの機関の報告として建物を出入りする熱を伝導熱・対流熱・輻射熱の3つの移動形態に分けると下図のようになります。
屋根・床・壁どれを見ても赤色の輻射熱が大きく、その量は全移動熱量の75%を占めています。
従って、省エネルギーを考えるなら、最も熱移動量の多い輻射熱を阻止することが重要です。
輻射熱を阻止するには遮熱材が有効で、トップヒートバリアーは98%を反射することができます。
遮熱も断熱も熱を阻止する目的は同じですが、建物については圧倒的に輻射熱の量が多いので遮熱の方が有効であると言えます
遮熱か断熱か?

室温29度でもエアコン不要な訳?(体感温度の変化)

遮熱のもう一つの特徴は、輻射熱がカットされると体感温度が変化する事にあります。室内温度が体温36.5℃以下の温度では熱さを感じに くくなります。逆に冬場は低温でも寒さを感じにくくなります。

遮熱か断熱か?
相対的には11.8℃の温度低下
施工前:室温は外気温より6.3℃高い
施工後:室温は外気温より5.5℃低い
プラス体感温度の変化
輻射熱をカットすると体感温度が変わります。
結果:エアコン不要の環境を実現

トップヒートバリアー遮熱工法の特徴

  • 施工費が安いので、最も投資効率が高い工法と言えます。
    一般的に2~3年で資金回収が可能です。
  • 一度施工すると、半永久的な効果を発揮し、改築時の再使用も可能です。
  • メンテナンスが全く不要です。
    電気代もかからないランニングコストゼロシステムです。
  • 改造工事等が不要ですので、工事は短期間で完了します。

トップヒートバリアーの得意技は驚異的な電力削減

デマンド値の低下で大幅電力削減

500KWを超える大口電力需要企業の基本料金はデマンド値契約ですが、デマンド値は使用電力が最も大きい時期で決まります。
又、一度決まると1年間この数値が使われますので、少ない他の月は基本料金のロスと言えます。しかし、デマンド値は電気を小まめに切っても下げる事は出来ません。

遮熱か断熱か?
デマンド値低下の有効な手段は!

デマンド値を高くする要因として、夏場の建物への熱の侵入が大きく影響します。一般的に、大型建物の屋根からの輻射熱の侵入は全熱量の93%にも達しますが、これを効果的にカットできる方法はありませんでした。

しかし、私共が提案する“トップヒートバリアー遮熱工法”は、夏場ピーク時の屋根からの輻射熱の98%を反射!

遮熱か断熱か?
遮熱か断熱か?

窓の結露が止まった!!
施工ありとなしで温度差なんと5℃!!

1階室内の温度を見ると、遮熱施工前は天井と床との温度差は7℃でしたが、遮熱施工後は何と2℃となりました。
温度差が大きいということは、上下に移動する対流の速度が早く、室内の熱が大量に窓のサッシに供給され結露しやすくなります。
遮熱すると室内の温度差が少なくなる事によって、対流の速度が遅くなり、サッシへの熱の供給量も少なくなります。
このため、この家ではサッシの結露が止まりました

冬の寒さと、夏の暑さ
緩和して快適な生活環境を実現。
さらに床上の温度は遮熱施工前が14℃であったのに対し、遮熱施工後は19℃と5℃も上昇。冬の寒さが大幅に緩和されました。
夏場の2階は超日陰の状況ですから、エアコン使用量が大幅に減るばかりか、少し風があれば窓を開けておくと非常に涼しい超日陰の環境になります。

遮熱材の種類

遮熱材は、非常に広範囲の用途があります。従って、その用途に適合した遮熱材が必要です。私共は、10種類以上の遮熱材を販売していますが、その代表的なものは以下です。 ※全て光沢の無い“梨地”が特徴です。

THB-M
木造用
 
0.2㎜×1m×50m
THB-X
鉄骨用・コンクリート用
(電食防止・耐薬品処理)
0.2㎜×1m×50m
THB-FX
鉄骨用
(電食防止・耐薬品処理)
0.2㎜×1m×50m
THB-K
低温設備用
 
5㎜×1m×35m
THB-B2
低温設備用
 
2㎜×1m×50m
THB-CX
コンクリート用
(電食防止・耐薬品処理)
0.1㎜×1m×100m

施工例

  • 建屋屋根・外壁遮熱
  • 建屋屋根・外壁遮熱
  • 屋根部遮熱
  • 遮熱用クロス